磐田市社会福祉法人連絡会について

社会福祉法人は、社会福祉事業を行うことを目的として創設された非営利法人です。近年、少子高齢化・人口減少など社会環境の変化に伴い、福祉ニーズが多様化、複雑化してきており、既存の福祉制度だけでは十分に対応できない生活困窮者、ひとり暮らし高齢者などに対する支援の必要性が高まっています。こうした背景から、平成28年4月の社会福祉法改正により、全ての社会福祉法人に『地域における公益的な取組』を実施することが責務化されました（社会福祉法第24条第2項）。
この法律改正を受け、市内の社会福祉法人が1年以上の協議を行い、平成29年11月に『磐田市社会福祉法人連絡会』を立ち上げました。

磐田市社会福祉法人連絡会の4つの目的

• 法人同士の情報交換の場
• 種別を超えたネットワーク構築
• 新しい社会資源の創出
• 法人の存在意義発揮の場

主な活動実績「福祉なんでも相談窓口」

社会福祉法人は、制度の狭間にある福祉課題に対して、地域の実情に沿った形で組織的かつ継続的に取り組んでいくことが求められています。そこで『磐田市社会福祉法人連絡会』では、初のネットワーク事業として、令和元年7月から「福祉なんでも相談窓口」を設置（23法人52施設）しました。
「福祉なんでも相談窓口」では、磐田市内の高齢者施設、障がい者施設、保育園などを運営する23の社会福祉法人が連携して、福祉に関する無料相談を行っています。また、行政既存の22の相談窓口（包括、障害者相談支援センター、こども・若者支援センター 等）ともネットワークを組んでいます。
磐田市社会福祉協議会でも、これまで実施してきた「心配ごと相談」を「福祉なんでも相談窓口」として、リニューアルしました。社協の地域福祉課正規職員が、市民の皆様のご相談に応じています。

「福祉なんでも相談窓口」の5つの特長とは?

1. 『地域における公益的な取組』を複数法人（23法人）で実現！
2. 気軽に相談！地域に新たな福祉相談窓口が、市内52カ所オープン!
3. 既存の相談窓口とネットワークを組んで、全74窓口が連携して課題解決！
4. ひきこもり等、問題が重度化する前のファーストコンタクト（最初の出会い）の場に!
5. 法人の社会資源活用（専門職による講話・会場借用 他）も地域から依頼可能！

「福祉なんでも相談窓口」パンフレットのご紹介

「福祉なんでも相談窓口」の詳細をまとめたパンフレットを作成しました。こちらに各相談窓口の詳しい場所などが掲載されています。ぜひご覧いただき、ご活用ください。パンフレットは、磐田市役所や磐田市社会福祉協議会の各相談窓口にも設置しておりますが、下のパンフレット画像か「PDFを閲覧する」のボタンをクリックするとPDFでも閲覧が可能です。

磐田市社会福祉法人連絡会加盟団体一覧

「地域の暮らしの支えになりたい！」というコンセプトのもと、磐田市社会福祉法人連絡会加盟の各法人においても『地域における公益的な取組み』の輪が広がっています！法人連絡会加盟団体をご紹介します。

静岡県社協の地域における公益的な取組のご紹介

静岡県社会福祉協議会では、静岡県内の各地域における公益的な取組の事例を映像などで紹介しています。バナーをクリックすると、静岡県社会福祉協議会の対象のページへリンクします。